2022年3月14日のロシアの国営テレビの生放送で、ニュース番組中に反戦の紙を掲げた女性が登場するという、放送事故が発生。
画面が切り替えられるという、事態となったのです。
テレビで反戦を訴えたこちらの女性は、一体誰なのか?
マリーナ・オブシャニコワさんの現在はどうなっているのか、心配になりますよね。
【ロシア国営テレビ】反戦を訴えた女性は誰?
ロシアのチャンネル1の看板ニュース番組ヴレーミャの生放送中に、同局のスタッフであるマリーナ・オブサイヤニクーバ(Marina Ovsyannikova)が突然、反戦を叫びながら「戦争を止めろ、プロパガンダを信じるな。彼等はあなたに嘘をついている」との看板を掲げた。彼女は拘束された。 pic.twitter.com/o64vW6EcDb
— Anonymousness metal stay home😷 香港民主化支援の旗はおろさず🇭🇰 (@tersachan) March 14, 2022
名前はマリーナ・オブシャニコワさんとのことなのです。
ロシアの国営テレビ「第1チャンネル」のディレクターをされていたとのこと。
一般人ではさすがにテレビ局に入るのは難しいでしょうし、関係者であることは間違いなかったのですが、まさかディレクターだったとは驚きでしたよね。
突然の反戦の訴えかと思いましたが、これだけ大きな紙をテレビ局に持ち込めば誰かしらが気付くはず。
紙に折り目がないことからも、隠して持ち込んだわけではなさそうなのです。
そうなると、テレビに映し出される前に、マリーナ・オブシャニコワさんを止めることはできたはずですよね。
きっとマリーナ・オブシャニコワさんの行動を応援していた関係者がいたのでしょうね。
マリーナ・オブシャニコワの現在
14日のロシア国営テレビで生放送中に、スタッフの女性が反戦メッセージを手に現れる。女性は警察に拘束された、とのこと。酷い目に遭わなければいいが… pic.twitter.com/qQ1WT1xzs0
— Shoko Egawa (@amneris84) March 14, 2022
身柄を確保され、事情聴取が行われていることでしょう。
ロシアのテレビ局は国営になっていますので、プーチン大統領の監視下におかれています。
当然、このような行為が許されるわけがありませんよね。
マリーナ・オブシャニコワさんに何かしらの処罰が下されることは間違いないでしょうが、安否まで心配になってきます。
非常に勇気のある訴えでしたが、危険が伴う行動でしたね。
マリーナ・オブシャニコワさんに何事もなく、テレビ局に復帰することを祈りましょう。
【ロシア国営テレビで反戦】マリーナ・オブシャニコワに対する心配の声
この勇気ある女性に大きな害が及ばないで欲しい。
少しでもSNSの力で助けられないだろうか。
彼女が制裁を受ければ同じ想いの人が声を上げられなくなる。今よりももっと。https://t.co/knNqgwmwaz#マリーナ・オブシャニコワ#戦争反対#ロシア— shiseibow (@shiseibow) March 15, 2022
同じメディアの人間として、マリーナ・オブシャニコワさんの勇気ある行動に敬意を表します。
組織として彼女を守らなければ第1チャンネルを名乗る資格は無く、視聴する価値も無い。
今後の第1チャンネルの行動に期待する。— mugichoco (@mugichoco11) March 14, 2022
この女性アナウンサーは、大丈夫なのか?心配。命は?
露国営テレビ プーチン離れ https://t.co/noXIWwbVWW
— nakachan (@nakaharasos) March 14, 2022
ロシアでは今、新聞もテレビも正しく報道することが禁止されている。また、国民はSNSも使えない。だからロシアがウクライナに対して侵略戦争を仕掛けている事を知らない国民も多い。国営チャンネル生放送で「戦争反対」のプラカードを持って登場した女性の勇気を讃えたい。そしてご無事を祈る... https://t.co/xVeRXmoFla
— てつや (@tezheya) March 14, 2022
>露国営テレビでスタッフが「反戦」訴え 生放送中に
正味の話、
良くて拷問洗脳、
悪くて生命の断絶
それをわかっておって
行動に出たロシア国営テレビの当該スタッフは
真の剛の者の予感
ただただ卑小な私が論評することすら
憚りを覚えるレベル予感
無事を祈りたい#ロシア国営テレビ #ロシア— 夕鈴 (@yuusuzu_ririn) March 14, 2022
まとめ
ロシア国営テレビで反戦を訴えた女性は誰なのか、マリーナ・オブシャニコワさんの現在をまとめています。
ロシア国内に真実を伝えるための、勇気ある行動でしたね。
何かしらの処分はあるのでしょうが、称賛の声が多いのです。
これからもロシア国内では、反戦を訴える発言が出てきそうですね。